使い方・お手入れ

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焦げ付きの原因と対処法

コツを覚えれば、その効果は一生もの。

鉄鋳物や鉄のフライパンを使ったことがない場合、食材が焦げ付いてしまうことがあります。
ポイントを抑え、焦げ付きの原因を知ることで、だんだんとコツが分かってきます。
コーティング加工と違い、習得したコツの効果は一生ものといえます。

まずは焦げ付きを取りましょう!

手で触ってザラッとしたところがあるときは、焦げ付きが残っています。
時間がたって頑固になってしまった焦げ付きは、固めのスポンジや金属製のたわし、クリームクレンザーなどでキレイに磨き取ります。
きれいに磨いた後はよく洗って、火にかけて水けを飛ばし、キッチンペパーに含ませた油を全体に塗って保管します。

実際の手順は、シンプル4ステップ

① 空の状態で強火で1分くらい加熱 (IHの場合は、中火以下で)
   ↓
② 1度火を止める
   ↓
③ 料理に必要な量の油を入れ、20~30秒かけて全体になじませる
   ↓
④ もう1度火をつけて、中火くらいであたため食材を入れる

その理由は?

① パンを十分熱くするのは、油なじみをよくするため。

フライパンが高温になることで、入れた油がなじみやすくなります。

② 火を止めるのは、フライパンを適温に下げるため。

熱の伝わりのいいのが特長ですが、加熱を続けると温度が上がりすぎてしまいます。

③ 油がなじんでいないところはくっつきやすい。

油がのっていないところはくっつきやすいです。
油の量が少ないときはキッチンペーパーで、全体にのばします。

④ 中火くらいで調理には十分です。

フライパンがあたたまっていれば、火力は中火でも十分です。

分かりやすい動画で確認!

フライパンの加熱方法を分かりやすく動画にしました。

1.卵すべる編

2.卵すべらない編

誰でも最初は初心者です

焦げ付き防止コーティングの樹脂加工製品になれていると、最初は火加減や取り扱いが難しいかもしれません。
しかし一度加熱のコツを覚えてしまえば、その効果は一生もの。
ブログで使用しているフライパン・北京鍋は、2004年から継続して使用しているものです。
せっかくコーティングの劣化による買い替えがないフライパンです。
あなた自身の力で、焦げ付きにくいフライパンを手に入れましょう!